「会長就任にあたり」

会員の皆様には日頃より当協会の活動にご協力いただき厚く御礼申し上げます。この度、令和元年5月11日の理事会及び社員総会におきまして当協会の会長に就任いたしました。前会長である斉藤正身先生は、当協会の前身である全国老人デイケア連絡協議会のころより22年の長きに亘り当協会の発展にご尽力されてきました。斉藤先生が築いてこられた歴史と業績をしっかりと継続し、通所系サービスの更なる発展を会員の皆様と協同して目指していく所存です。また、斉藤先生には引き続き名誉会長として当協会の活動にご協力いただきます。

生活期のリハビリテーションは機能だけでなく活動と参加に寄与することが求められています。活動と参加を単なるキャッチフレーズにしないためにも、当協会として医学的根拠に基づいた技術、システム、そしてチームの構築をどのように実践すべきかについて、会員の皆様とともに研鑽し、発信していく所存です。

また、デイケアはリハビリテーションだけではなく、重度者および医学的管理を必要とする方が在宅介護を継続できるための支援も重要となります。デイサービスでは難しい部分を理解したうえで、デイケアとデイサービスの協働を行い、お互いの価値を高めていこうと考えています。
一方、地域包括ケアそして地域リハビリテーションにおいてもデイケアの存在は重要です。障害のある方々とその家族が、住み慣れたところで、一生安全に、その人らしくいきいきとした生活ができるよう、デイケアのスタッフが、地域住民、そして行政 ・医療・福祉・介護と協力し合って、リハビリテーションの立場から地域を構築する一翼を担えるように、活動の幅を広げたいと思います。

最後になりますが、会員の皆様にご指導、ご鞭撻をいただきながら、精力的な活動に取り組んでまいる所存です。今後ともご支援ご協力を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。

一般社団法人全国デイ・ケア協会 会長
東京湾岸リハビリテーション病院 院長
近藤 国嗣