日頃より当会の活動にご理解・ご協力を賜り心よりお礼申し上げます。

 令和3年度も2年度に引き続き、COVID-19が猛威を振るった一年間でした。特に、令和4年の幕開けと同時に変異株の感染が爆発的に拡大し、皆様も感染予防に努めながら日々過ごされていることと存じます。通所リハビリテーションでは、当会の調査からコロナ禍前と比較してマイナス収支が続いていることが判明しており、日々の事業運営にも大変なご苦労をされていることでしょう。一方で、3回目のワクチン接種や経口治療薬の普及により、COVID-19 感染者の重症化は抑えられています。感染状況が落ち着くことを願いつつ、皆様と一緒に明るい未来に希望を抱き更なる事業の発展を試みてまいります。

 さて、令和4年度は介護報酬改定から約1年が経過し、必須化されたリハビリテーションマネジメントに基づく介入が定着していることと存じます。また、LIFEを活用した更なるSPDCAサイクルの効率化が期待されます。さらには、要件が変更されたことで活用しやすくなった生活行為向上リハビリテーション実施加算は、当会が開催している研修会の受講状況を鑑みると、大変多くの方が運用を検討していることが計り知れます。当会は兼ねてより、研修会を通して様々な情報をお伝えしてまいりましたが、「いま」求められるサービスとして適応できるよう、さらなるブラッシュアップを続けていきます。令和3年度ではオンライン形式の研修会を多数開催したことで、現地開催では参加が難しかった方も多くのご参加をいただきました。今後もオンライン開催を中心に研修会を企画し、感染状況を鑑みて参加者同士の交流が取りやすい現地開催も検討していく所存です。

 また、「在宅リハビリテーションエキスパート・ジェネラリストコース」が開講し、オンライン形式ではありましたが29名の仲間と約1年間ともに学んできました。令和4年度も引き続き本コースは開催いたします。質の高い在宅リハビリテーションを目指して、日々研鑽を続けていきましょう。

 末筆になりますが、令和3年度はCOVID-19がもたらした日常の変化が定着したことで、「withコロナ」が目に見えるかたちになってまいりました。今後も会員の皆様とともに、通所リハビリテーションの発展に向けて新たな時代を駆け抜けてまいります。皆様のご理解とご協力を何卒よろしくお願い申し上げます。

一般社団法人全国デイ・ケア協会 会長
東京湾岸リハビリテーション病院 院長
近藤 国嗣